秋葉原駅の「アンケートにご協力お願いします」に協力すると最終的にどうなるのか
秋葉原駅のAKB CafeJR電気街口をちょっと外に出ると、iPad mini片手に「アンケートにご協力お願いします」と声をかけている女性をたまに見かける。(秋葉原の他の場所や、有楽町駅でも同様に声をかけられたこともあります)
今までずっと「あ、忙しいので」と断っていたのだが、アンケートに協力するとどうなるのか気になり、アンケートに答えることにした。
要約:彼らは不動産営業。家買う予定ないのであれば、アンケートは無視するのが正解
1. アンケート
以下、覚えている会話の内容を箇条書きする。
- 「不動産のアンケートなんですよ。」
- 「株式会社ピーシックスティーンです。」
- 「(iPad住居の写真を見せられながら)この部屋の中で、どれが一番良さそうですか?」
- 「氏名は?」
- 「ご年齢は?」
- 「年収はいくら位ですか?」
- 「現在の住まいを選ぶ上で何を重視しましたか?」
- 「持ち家派ですか?賃貸派ですか?」
- 「後ほど電話をしますがよろしいでしょうか?家を買えとかそういうのじゃないです」
- 「一年目の人間が立たされてるんですよね」
- 「13時開始21時上がりということになってますが23時くらいまで残ることもありますね」←いい会社だと思う。
2. 翌日の電話
翌日、電話がかかってきた。以下、覚えている内容を箇条書きする。
- (一通り、氏名、年齢、年収、現在の住まいを選ぶ上で重視したもの、などを再確認する)
- 「実は、セミナーが無料で受けられるのですが、どうですか?家を買えとかそういうのじゃないです」
- 5つくらいの議題の中から好きな議題を選ぶことができる。私は、特に興味を持てる議題がなかったため、家についてという議題を選択した。(もうちょっと具体性のあるタイトルだった気はする)
- 「では、1月7日の14時に神田駅の西口に集合でお願いします」
3. セミナー
セミナー当日。西口に行くと、P16本社まで丁寧に案内される。 6人くらい座れる会議室に案内される。お茶が出てくる(🍵)。
- 「セミナーは私の上司が担当させていただきます」(柔道部かな?という体格のウルフカットだが表情が柔和な瞳の中に闘志を燃やしてる感じの営業のエライ人が出てくる)
以下、覚えている内容を箇条書きする。
- 「持ち家派ですか?賃貸派ですか?」
- 「もし買うのなら駅チカが良いですよ」
- 「サブリースという仕組みがあり、良いです」
- 「サブリースを適用するためには駅チカで価値が下がりにくい物件が良いんですよね」
- 「私は中央線沿い、中野と沼袋の間に築10年の物件を10年前に購入しましたが、いい感じに採算が取れています」←自分の行動で示していく営業マンの鑑
- 「どうですか?さっそく免許証と保険証を拝見……、ゴールド免許なんですね」
- 「来週は源泉徴収票を持ってきてください」
来週はよろしくおねがいします、と言って一旦帰った。
4. その後
- SMS「どうですか?別に無理に買う必要ないんですが……」 ← 誠意
やっぱり今買うのは違う感じがするのでやめます、と返信しておしまい。
感想
- サブリースという単語は聞いたことなかったので勉強になった
- ファイナンシャルプランナーで言うところのリスクの概念(上ぶれと下ぶれどちらもありえるということ)を理解してもらってなかったのか、会話が異種格闘技みたいになった
- ↑「リスクを小さくするべきなので買わないほうがいいですね」という意見が不動産営業から出てくるとでも期待してたのか……?彼らは売るのが仕事だぞ!
- モナコインを布教すべく頑張ったが、先方の営業のエライ方がまさかのガラケーで布教失敗という段があった。本当に悔しいし、事前にペーパーウォレットを作っておくべきだった。
- 追記:わざわざesa.ioに秘密鍵書いたページ作ってパブリッシュして2MONA送金し、スイープしてもらえるかどうかというのをチャレンジしています