ThinkPad X1 Yoga 3rd GenをWindow 10とUbuntu 18.04のデュアルブートにする

ThinkPad X1 Yoga 3rd GenをWindows 10とUbuntu 18.04のデュアルブートにします.

手順

デスクトップ機と違い,ストレージを増設できないので,Windows (C:) ボリュームを縮小して未割り当て領域を作成する. Windows 10では,「ディスクの管理」画面でボリュームの縮小を実行できる.

ところで,Windows 10には「移動できないファイル」がある.ページファイルやNTFSのジャーナルファイルがそれに該当する. 移動できないファイルがある場合,ボリュームの縮小操作に制限がつく. 例えば,空き領域が800GBあったら,未割当領域は最大で800GB確保できるが,実際には100GBしか確保できないなんてことが起きてしまう. SSDを取り外して別のマシンからボリュームの縮小を行うとか,Windows以外のOSからボリュームの縮小を行うなどで移動できないファイルも移動できる.

今回はEaseUS Partition Masterを利用する.これを使うことで移動できないファイルも移動してパーティションを縮小できる. EaseUS Partition MasterはBitLockerに対応していないので,Windows 10 Proを使っていてWIndows (C:) ボリュームでBitLockerが有効になっている場合は「BitLockerの管理」画面で事前にBitLockerを解除する必要がある.

パーティションを編集したらEaseUS Partition Masterはマシンを再起動する. 再起動時,Windowsにログインする前にEaseUS Parittion Masterが起動して,パーティションを縮小してくれる. パーティションを縮小した結果,このようになった.

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未割り当て領域を作成したら,最後にUbuntuの起動ディスクをRufusで作成し,USBフラッシュドライブからUbuntuをインストールする.

感想

BitLockerを無効化してからは早かった. なんとなくインストールしただけでタッチパッドも認識されているし,開発機として常用できそうだ.


追記(2018/10/28)

EaseUS Partition Masterについてはこちらを見てください. jp.easeus.com

(※私はEaseUS Partition Masterの人からは一銭も受け取っていません)